2014/10/12

おかんの日記 ダナンの5日間 ~2日目~

2日目は迎えに来た息子がバイクのうしろに乗れ と云う! 息子の身体にしがみつき、バイクに跨った母。18歳の頃以来乗った事がないんだよ!こわー!!!パタパタパタと母を乗せてバイクが走っていく。変な感動と不安と恐怖を乗せて・・・

息子の住まいに着いた。9階建ての日本的にいえば公団みたいな感じの建物。出来たてか?まだ出来あがってないのか?工事中?・・・部屋の中に入る。間取りは2LKぐらい。床はPタイル。

ここには昨日とは違う青年が居た。名前は“マーラン“人懐っこい優しそうな現代の若者だ。挨拶を交わし、すぐに仲良くなった。2部屋それぞれに立派なベットだけがドンと置いてあった。リビングには木製の長椅子と一人掛けの椅子が2基、ガラスの天板の填めてあるしっかりしたテーブルセンターが設置されている。家具つきの賃貸住宅との事。台所はまだ流し台がつけられてなく床にころがしてある。ガステーブルもいっしょに転がっていた。冷蔵庫はあったが中はからっぽ。という具合で部屋はまだまだ未完成だ。”早く自炊したいんだけど!“と息子。

家の近くにスーパーがあるでもなく、ホームセンターがあるでもなく、車もないこの状態で生活必需品をどのようにして揃えるのだろう・・・瞬間、母心となる。包丁、鍋、枕カバー・・・一式揃えてやれればな~~!どう考えても無理 無理なのだ!何にもしてやれない・・・無力な母であった。せめて気持ちばかりとモップでゆかを掃除した。。。

息子は仕事、マーランも何かしている。蒸し暑い・・・で、母は手帳に覚書など書きつけながら息子の指示を待っていた。本日はこれからお昼ご飯を食べて、ダナンの町のアオザイ屋に行く予定。マーランがバイクの後ろに乗せてくれた。車がたまに通るとうしろからクラクションがけたたましく鳴る!その度に心臓がドッキリなる!こんなに沢山のバイク、鳴りっぱなしのクラクション。クラクションは危険を知らせる時鳴らすものとインプットされた私の頭の中はパニックをおこす。本当に怖いのだ!

やっとビーチのレストランに着いた!息子とマーランと母 3人でランチ。味は美味しいのだが肉がたいそう元気で母にはチョイト噛みごたえがありすぎて・・・海は雨のせいで残念ながらどんよりして見えた。海はやっぱり晴れていなくては・・
ここは晴れていたら海が青く澄んでいてとてもきれいとのこと。外国人が砂浜で遊びにきてリゾート気分が味わえる場所らしく、雰囲気はとても良い!雨さえ降ってなければ・・残念!!

お昼を済ませたあと母はまたマーランのバイクに跨って、ダナンの市内へと向かった。めざすはアオザイ! 少し道に迷いながら目的のアオザイ屋に着いた。あまり感じの良いとはいえない中年の女性が生地を見せてくれた。何んとなく気にいらない色目の派手な物が多くて母は買う気にはなれず、アオザイはあきらめるつもりになっていたのだが、明日行く予定のホイアンには外国人向けのアオザイ屋が沢山あるみたいとの情報があり、それならばとホイアンに期待することにした。

その夜は 息子と母とマーランとマーランの彼女だという“トア”という名前の若い可愛い娘さんの4人で大衆の行きそうなお世辞にもきれいとはいえない食堂で鶏鍋を食べた。
鶏が丸々1羽入っているらしく味は悪くない。が、他に何が入っているのかも判らない?

ソーメンみたいな物を器に入れ、そのうえに野菜を乗せてその鶏入りのスープをたっぷりかけて食べる。あと1品はポテトフライ。4人でたった千円だ。 昼リゾート地の海岸で食べたランチは一人で千円。凄い差。これがベトナムの現状なのかも!

今夜まで泊まりはホテルムオンタン。ムオンタンの前でマーランとトアに別れを告げ、母と息子は今夜はムオンタンでビッグベットの端と端で静かに就寝。

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